人気ブログランキング |

2013年 07月 05日 ( 1 )

なにを残すものか

先月亡くなった大叔母から譲り受けた着物を何枚か並べてみました。
(緑が多いのは名前がそうだからかな)
f0146466_13161754.jpg
ちょい渋いけど、私の好みです。この他にも青の紬や羽織、夏帯などが何点か、どれも重宝してます。
当の、大叔母本人はこうして私の手元にあることは知らないと思います。
いろいろ所以あってのこと。
私の死後はこれらはどこに行くのか。(きっとゴミになっちゃうよね)


大叔母も、寝たきりになって長かったのでした。
それもあって、父が倒れたときには
胃ろうなどの延命処置はできるだけやめよう、というのが家族の総意でした。
だけど、いざそのとき決断はなかなかむずかしいものがあります。

病院の先生は
「胃ろうしないで点滴だけだと受け入れてくれる病院は少ないかもしれません」
理由は、いわゆるオトナの事情ってやつです。

オトナの事情はともかく
医療技術そのものは発達しても、というか発達すればするほど、本人にあった必要な手段は何なのか、そのとき生命の期限は誰の手にゆだねられるのか。

そうして、いまは老いていく姿を見せてくれる、子供のころからずっと、人生で一番多くを私に教えてくれていたのは父親。
結局、胃ろうは合わないのではという判断で、高濃度点滴と酸素吸入にお世話になることになり、入院先も決まりました。
それも本人の不本意かもしれないことですが。



古代ローマには病院がなかった。(怪我の治療院はあった)
人は自分の衰えを自覚するとともに、ゆっくりと老衰を受け入れて食も自然に少なくなって
という死に方だったのでは?
メメントモリとはそんなこと ?

・・・かっこいいけどそんなこと、できるかな。
できないな~きっと。







by contrailfine | 2013-07-05 18:13 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(4)

京都生活も7年目。趣味で始めた染色は10年になりました。


by contrailfine
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31