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20年熟成、デビュー

母がその昔、芋版で染めた生地を帯に仕立て、この度デビューf0146466_23115443.jpg

この色あいは、もう亡くなって何十年?にもなる、母が当時習っていた先生のセンスなんですね。
なんだかこう、昭和の(ひょっとすると大正の感覚だったりして)すごくレトロな雰囲気です。

母はこれを私のコートにしようとしてたのですが、当時若かった私もちょっと勇気のなかった色彩なもんですから、もう何十年もお蔵入り。

帯ならいけるかな、と。
なかなか面白いものになったと思います。


着物のほうは、派手だったオレンジに以前色をかけてもらって地味に生まれ変わり、お気に入りの一枚に。


年数経って、それだけ価値が増してきたように思えます。
だから着物って面白い。





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帯が主張するので、帯揚げと帯締めは目立たない色にしました。


着物のコーディネートは無限
だから面白い。
(厳密なルールは無視)


この生地は大島で、すべりがよすぎて締めるときちょっと苦労したのですが、あとからシワがまったくついてないことに驚き。

いい発見でした。




こちらもいい熟成?でf0146466_23323788.jpg

バランスよく、美味しかったです。





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by contrailfine | 2012-05-13 23:05 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)
帯が出来上がってきました♪
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意外にあわせやすいんじゃないかと思います。デビューが楽しみ。

それにしても、こうして出来上がったものを見ていると
こういうこと、またやりたくなってきますねえぇ・・・



それからもう一点          この昭和レトロ感満載の帯。
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一緒に仕立てを頼んだこれは、母が昔むかし芋版で染めたもの。生地は大島ってちょっとした贅沢。
私のコートになる予定だったのですが、どうも着る気になれず反物のまま20数年(?)
今更着るには派手すぎなので、このさい帯にしてみました。




f0146466_2354562.jpg思いっきり地味な大島なんかにどうかな~と

明るめの紬でもいいかも

こういうテイスト、意外と若い人に受けそう?



などと考えるも楽し




f0146466_013635.jpg京都きものパスポート
着物で街歩きを楽しんでもらおうという行政と民間の共同企画です。

美術館やお寺、一部のお店でいろんな特典があります。
(10月1日~来年の9月30日まで)

着物レンタルや着付け直しなどの案内もあって
さすがにそういうサービスは京都らしい




遊びに来ませんか?紅葉もシーズンまぢかです。




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by contrailfine | 2011-11-07 00:16 | 染物教室 | Trackback | Comments(0)

インド更紗の帯

たまたま出会った、更紗やアフリカの布で一点ものの帯を作っておられるという恵比寿の『夢蔵』さん

f0146466_1965374.jpgこれは、アンティークの印度更紗。

年月を経て、鮮やかだったはずの色彩に落ち着き・統一感が生まれて
なんともいえない味のある帯に仕立て上っています

古い生地を身につけるということにはこれまで興味が持てなかったのですが、そのテイストと、廃れてしまった技術などを思うと、他にない魅力がやっぱりそこにはあるのでした。




写真で見るよりずっと素敵ですが


気になるお値段はというと
和服の感覚では高額まではいかないけど
着る機会がない今の生活のことを思うと、高い、ということになりそう、もったいない

なので見合わせ



f0146466_185042100.jpgご縁があればいつか私の手許に来ることもあるかも



(と自分をごまかす)


f0146466_18511174.jpg更紗の定義

生地の見地からいうと、

木綿が大前提
色々な手法でプリントしたもの

という、ざっくりした括りになるみたいです。
なので、”西洋更紗”というエッチングによるものも

ここでいう更紗=アンティーク
みたいですね



和更紗もブームが来てるんだって



久々に素敵なものに出会えて、元気をもらえました。二日間、長時間おじゃましていろいろ教えていただいて(買えないのに)ありがとうございました。



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by contrailfine | 2010-12-05 19:11 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)

更紗のひと

f0146466_214386.jpg和紙のノート
薄いけど50ページあまりのボリュームです。


既に故人となった方ですが、母の染色のお仲間の手による、芋版更紗の見本帳です。

ご自分の作品を作られる度に、記録として残されたもの。
つまり副産物なのですが、この一冊が何年で出来上がったものか、気が遠くなるような時間の積み重ねです。





少しだけご紹介します
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ほんとに芋版?と疑いたくなるような線の美しさ・色彩のバランス。まさに、日本の更紗のひとつの完成形

真似しようたってこの世界は再現できようはずがありません。


ちょっとでもチャレンジした人間にとって、とてもたどりつけない境地だというのがわかります。

ただただ自分なりの完璧をめざして、芋彫り用の刀を魚屋さんで砥いでもらっていたとか、妥協のない努力を淡々と続けてこられたそんなお人柄がしのばれます。



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by contrailfine | 2010-11-23 21:41 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)

民芸調でしょうか

私のものでもなく、母の作品でもない
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母の染色のお仲間の方の作品です。右は芹沢銈介さんのモチーフを芋版で、左はロウケツですね。
細々と、ずっと染めを続けていらっしゃる方に頼まれて母が蒸して仕上げたり、こうした袋物に仕立てたりしてお役に立っています。

歳とってもこうしてできることがあって、人とつながって、幸せなことだと思います。




私は実家に帰る度に、必要な材料を買いに行く係です。いちおう、役に立ってます。



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by contrailfine | 2010-07-19 22:26 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)

効率の奴隷ですから

さいきん改めて思うこと。
f0146466_2341852.jpgこういう、母が30年間やっていた芋版更紗というのは、いつ終わるともいえない作業を淡々と続けていく、なんだか修行のようでもあります。

それが着物一反分ともなればその時間・手間は・・・

でもそれが楽しかったようです。その時間をいとおしむのがその時代の価値観だったのかもしれません。
今の尺度からすろと、それはもはや贅沢。廃れてしまうのはある意味仕方ないです。
自分にできないことを人にやれとはいえない。



いいですねと言ってくださる方はいらっしゃいますが、自分にはできないなあと思います。

時間がないってわけではないんだけど、効率というものが何をおいても優先するようになってしまったから。
そんな価値観がいつのまにか身についてしまいました。昔は違ってたはずなのに。

万事にいえることなんでしょうが。


こういう手法に比べると型染めというのは最初は工業的だったのでしょうが、それが今の時代の手造りなのかもしれないです。
私にはそれだってめいっぱい頑張ってることだし。



昭和は遠くなりにけり。ってことですか。
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by contrailfine | 2009-10-30 00:13 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)
f0146466_18265129.jpg今日のオチビサンは、早くもノウゼンカズラの花を見つけてました。

あいかわらず季節のうつりかわりに敏感、するどい観察眼は小さな蜂にも。



もう夏ですか~。




これは私の着物で母の作品。無地の大島に、手描きでノウゼンカズラが描いてあります。
昔、実家の庭で夏には毎年咲いていました。
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夏の花なので、単衣に仕立てるべきなのか迷ってずっと何年も反物のままなのです。

どうしよう。
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by contrailfine | 2009-07-05 18:40 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)

色紙の箱

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これは、残念ながら私じゃなくて母の作品。
芋版で染めた生地で色紙を入れる箱を作っています。

表装を習っていたときに教わったらしいのですが、上蓋には綿が入っていたりと、まさに日本のカルトナージュという感じです。
掛け軸の裏打ちなどはなかなかむずかしいようですが、こういうものは技術的には比較的作りやすいようです。

f0146466_23594729.jpg実は立体じゃないところがなんだか和風?

掛け軸に色紙を架け替えて季節の移り変わりを楽しむということも今では珍しいですね。
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by contrailfine | 2008-12-12 00:04 | Trackback | Comments(2)

座布団の悲劇

久しぶりに、母の染色作品のご紹介をしたいと思います。
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「月下美人」
これは実は座布団の夏用カバーです。


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裏面は、「ノウゼンカズラ」

どちらも実家で咲いていた花です。


母の構想としては、冬夏それぞれ10枚の座布団、というのが思い描いた昔ながらの嫁入り道具だったようです。
いまどき現実的ではないので、妥協案で座布団5枚と夏用麻のカバーになったわけですが・・・
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これが本体です。



f0146466_22141690.jpg現実はさらに厳しく、狭いマンション生活ではそんな親心も押入れでペッタンコ状態です。
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by contrailfine | 2008-08-07 18:28 | 染物教室 | Trackback | Comments(2)
朝10時スタートで、仕上げまで8時間半。
殆ど休憩なしの、ハードな一日でした。
皆様の作品を・・・(どうかお許しを)
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初めてとは思えない、きれいな仕上がりです。
ほっこりした雰囲気がいいですね。
私も、とても楽しい体験でした。

f0146466_2143493.jpg研究会主催の先生の作品。
カエルがかわいいです。






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私のはこれ。
焦りが出ています。
やっぱり平常心であらねば。

反省です。







f0146466_2162416.jpgおまけ

シーラカンスのひとつの進化形です。

今日はどうもありがとうございました。





ところで、明日からちょっと留守にします。
帰ってきたら、またよろしくおねがいします。
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by contrailfine | 2008-03-16 21:15 | 染物教室 | Trackback | Comments(2)

京都生活も7年目。趣味で始めた染色は10年になりました。


by contrailfine
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