国産絹のイベント

京都タカシマヤ「宝絹展」に行ってきました。
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いまや危機に瀕している国産の絹に触れることを目的にした、呉服屋ルーツの百貨店らしいイベントです。

絹製品の、純国産の占める割合は0.6%だそうです。
日本の近代化を支えてきた絹産業、資料としてしか残らないのでしょうか。


入口ホールには、蚕さんがマユ作ってたり、糸を繰る実演あったり、およそデパートらしくない光景もありましたが、私の目的は
織物体験と、組紐体験
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苦手意識のあった初の織物、けっこう楽しかった。
「西陣会館でいつもやってますのでまたどうぞ」
・・・全然知らなかった。(観光情報だもん)

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帯締ももともとは手指で編んでたんだって。
組紐台(?)ができたのは江戸時代ですって
あの中尊寺の、藤原秀衡のご遺体(ミイラよね)にも、かなり凝った組紐が掛かってたそうです。
そんなことを考えると、今のこの和服は長い長い歴史の集大成ですね。


(こんな試みが功を奏するといいと思うのですが、宣伝不足じゃないかと・・・)



バラバラじゃなくて、養蚕~紡績~きものって民族衣装の成り立ちひっくるめた全部が、”世界遺産”という看板ができれば少しは変わるのかなあ。

何千という蚕の繭から、手をかけて手をかけて、
染めて織ったり(これがまたすごいわざ)、織ってから染めたり。
私は染めだけは少しわかるけど、その一つの過程だけでもたくさんの手間や道具が必要です。
例えば染めに欠かせない刷毛ひとつにしても、その材料や作る職人さんをずっと守っていかないと、着物文化全体が危ういことに…

それから縫って、美しい着物が出来上がるまで、本当にたくさんの人がかかわっていることになります。
もっともっと日本人自身がよく知って、誇りを持ちたいと思います。




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by contrailfine | 2015-01-25 20:29 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)

京都生活も6年目。趣味で始めた染色は9年になりました。


by contrailfine
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